令和5年11月11日(土)に「水中ドローンと地引網を体験しよう!」を開催しました。
このイベントは静岡市海洋産業クラスター協議会主催、新産業開発振興機構、株式会社gosea’s、富士山清水港クルーズ株式会社共催、水中ドローンスクール静岡柿田川湧水校協力、一般財団法人マリンオープンイノベーション機構後援で開催され、小学4~6年生19人とその家族が参加しました。
参加者たちは最初に、水中ドローンスクール静岡柿田川湧水校の石田様から水中ドローンの操縦方法について説明を受けた後、水中ドローンを使って海に沈められた3つの文字のオブジェクトを見つけるゲームに挑戦しました。
操縦席から、水中ドローンを目視することができない状態での操作は難しそうでしたが、手元のモニターとスタッフの声掛けを頼りに、水中のオブジェクトを探し当てました。
次に、水上バスに乗船し、地引網の会場となる三保に移動しました。水上バスの中では、株式会社gosea’sの松下様から三保の海岸に流れ着く海や陸の生き物、人が出したゴミのお話を通じて、生活と海が密着していること、海に流れたゴミは長い間分解されないことなどを学びました。
松下様から質問が出ると、多くの参加者が手をあげ熱心に回答していました。
最後に、三保で地引網体験を実施しました。
まず、三保地引網保存会の宮澤様から地引網の仕組みについて説明を受けたあと、全員で重い地引網を引き上げました。
網には多くの魚がかかり、クーラーボックスを持参した参加者は好きな魚を選んで持ち帰りました。
参加者からは「魚がたくさん獲れてたのしかった。」「みんなで力をあわせるのが楽しかった」という感想が聞かれ、
初めての体験に多くの参加者に満足していただけたようでした。
静岡市海洋産業クラスター協議会では、今後も地域の子どもたちを対象として、
静岡市の海洋産業に触れ、興味・関心を高めてもらうための活動を行ってまいります。