令和5年2月14日(火)に「新事業創出勉強会~セミナー&交流会」を開催いたしました。
今回のテーマは「静岡・海洋実証フィールドの活用に向けて」とし、3つの講演及びディスカッション、交流会を行いました。
1つ目の講演は、静岡商工会議所の技術アドバイザー佐藤次郎様より、静岡・海洋実証フィールドが、商工会議所、MaOI機構(県)、MICCS(市)と連携し、ワンストップで利用できることや、第一号ユーザーであるNTTでの利用実績などについてお話いただきました。
2つ目の講演は、東海大学海洋学部教授 坂上憲光様より、ROVの活用事例について、ダムの点検での活用について、使いやすさを追求した様々な取組みについてお話いただきました。
3つ目の講演は、SONOVY代表 園部宏和様より、水中ドローンを藻場再生に活用した事例について、お話いただきました。内容は、昨年度、当協議会が人材育成事業として行った活動をベースに、今年度、ROVを藻場再生へ適用させるための活動を主にまとめて頂いたものとなっています。
続いての、パネルディスカッションでは、ご講演頂いた坂上憲光様にファシリテーターを務めて頂き、パネリストとしては、講演頂いた佐藤様、園部様に加え一般財団法人マリンオープンイノベーション機構の弓桁康志郎様にご参加頂き、静岡・海洋実証フィールドの活用について更に議論を深めました。多くの方に積極的なご発言をいただき、非常に活発な意見交換が行われました。
交流会では、講演者の方々にもご参加いただき、参加者との交流や、参加者同士の交流が行われ、中には具体的なお話もでているなど、海洋実証フィールドを核として、ROVに関するビジネスへの可能性を実感した方も多かったのでは、と感じています。
ご参加いただきました皆様、開催にご協力いただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。
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