平成29年3月24日(金)に、協議会の第1回目となる「静岡・海洋産業シンポジウム」を開催し、約100名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
ご参加いただきました皆様、開催にご協力をいただきました関係者の皆様、ありがとうございました。
■基調講演
一般社団法人漁業情報サービスセンター専務理事の爲石日出生氏から、「宇宙を食卓へ〜日本の漁業情報システム〜」と題し、宇宙衛星を利用した漁業情報サービスの現状や漁業への利活用事例などについてご講演をいただきました。
東海大学海洋学部准教授の坂本泉氏から、平成28年度より協議会の研究プロジェクトとして実施している、駿河湾における海水温や海流、海底地形といった海洋情報の3Dマッピング化を目指した「駿河湾3D可視化計画」についてご講演をいただきました。
■パネルディスカッション
講演をいただいた爲石氏、坂本氏に加え、JAMSTECの石川洋一氏、水産研究・教育機構の清水学氏、静岡県水産技術研究所の海野幸雄氏、函館国際水産・海洋都市推進機構の備前悟氏、静岡市の赤堀文宣氏を迎え、パネルディスカッションを行いました。
今回は、「駿河湾における海洋データの把握とその利活用について考える」と題し、多彩な事例発表を交えながら、海洋情報を用いた漁業の現状、その高度化・効率化の可能性などについて議論を深めました。
■交流会
シンポジウム終了後、約40名の方にご参加いただき、活発な情報交換・意見交換が行われました。