UPDATA 2018.04/15

平成29年度 静岡・海洋産業シンポジウムを開催しました。

平成30年3月23日(金)に、平成29年度「静岡・海洋産業シンポジウム」を開催し、約90名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了することができました。
ご参加いただきました皆様、開催にご協力をいただきました関係者の皆様、ありがとうございました。

■基調講演
清水建設株式会社 海洋未来都市プロジェクトリーダーの竹内真幸氏から、「深海未来都市構想 OCEAN SPIRAL〜人と深海の新たな繋がりを求めて〜」と題し、同社が推し進める未来型海洋都市プロジェクトなどについてご講演をいただきました。

 

 

■事例発表
筑波大学発ベンチャーの株式会社空間知能化研究所 代表取締役社長の伊藤昌平氏から、「すべての深海を発見する」と題し、同社が開発するROV(遠隔無人探査機)の紹介や無人海洋調査システムの実現を目指した構想などについてご発表をいただきました。

 

 

2つ目の事例として、長浜バイオ大学 准教授の小倉淳氏から、「海洋イノベーションの源泉となる海洋遺伝子資源」と題し、海洋生物由来の成分を活用した新規接着剤の開発など、同氏が取り組む研究内容についてご発表をいただきました。

 

 

■特別講演
株式会社リバネス 締役執行役員CLOの佐野卓郎氏から、「研究を産業につなぐ仕組みをつくる」と題し、同社の事業紹介を通じて、研究者の生み出す成果を社会に実装していくための仕組みづくりなどについてご講演をいただきました。

 

 


■パネルディスカッション
ご講演・ご発表をいただいた竹内氏、伊藤氏、小倉氏、佐野氏に加え、有限責任監査法人トーマツ静岡事務所 シニアマネージャーの増山達也氏を迎え、パネルディスカッションを行いました。
今回は、ファシリテータとして地元・清水出身の東京工業大学 教授の橋本正洋氏をお迎えし、「新たな海洋産業を創出するには」と題して、多彩な事例発表を交えながら『海』を活用した新たなビジネス創出に向けた方策やその可能性などについて議論を深めました。

 



■交流会
シンポジウム終了後、約30名の方々にご参加いただき交流会を開催しました。交流会
協議会が進める事業化研究プロジェクトの紹介を交えながら、活発な情報交換・意見交換が行われました。