■デザイン思考を学ぶ
静岡市内の約20企業から参加者が集まり、IDEOが製品・サービス開発に活用している「デザイン思考」を学びました。IDEOは世界9か国に拠点を持つデザインコンサルティングファームで、Apple社の最初のマウスに代表されるプロダクトのデザインから、バンク・オブ・アメリカの金融サービス開発まで、世界的企業を顧客に幅広い活動を行っています。今回は5名の講師が来静し、「どうすれば静岡市の海を、みんなにとって新しい体験のある、楽しい場所にできるだろうか?」を課題としてワークショップが行われました。
参加者は5つのグループに分かれ、それぞれのテーマにテーマに関連する場所や人へのリサーチを実施。各グループ2〜3か所に出向き、アイデアを発想するための材料を収集しました。
それぞれのテーマから、「静岡市の海を、みんなにとって新しい体験のある、楽しい場所にする」ためのサービス・商品企画を開発。そのサービス・商品を、プロトタイプと劇によって、ストーリー仕立てで発表しました。活気のある議論や発表に、会場は盛り上がりました。
参加者と講師の交流、参加者同士の情報交換のために交流会も実施。2日目には田辺市長も激励に訪れました。 ワークショップ終了後も、企業同士の連携や参加者同士のコミュニケーションなど新しい動きも生まれており、今後も繋がりを継続するための機会を設けていく予定です。